悲しそうに体操する子供と壊れた自動販売機

今晩は家族と外で食べる事になっているので、少年はとても楽しみにしていた。
何を食べようかな、と夕方にはいろいろと考えていた。
スパゲッティやカレーライス、餃子や春巻き、なんてメニュー一覧には何があるのかと想像していた。
今回は最近できた和風レストランだ。
お父さんが運転してくれている車はそろそろお店に到着する。
お母さんは助手席から外の景色を見ている。
お姉ちゃんは少年の隣で、手鏡でニキビをチェックしている。
少年は車のドアを閉めると、喜び勇んで入り口を真っ先に開けた。

怒って話す父さんと壊れた自動販売機
旅に行きたくて仕方がなかった所、それは真鶴半島だ。
それを知ったのは「真鶴」という題名の川上弘美さんの作品。
残念ながら、自分の子どもな感覚では、まだ深い感心はしていない。
しかし、出てくる真鶴半島の雰囲気が好きで、まだ見ぬ地に憧れていた。
静岡県熱海市と、神奈川県との中間に位置する所が真鶴半島。
先が真鶴岬。
真鶴岬の先、海から見えているのは三ツ岩という石が3つ。
真ん中の岩の上には鳥居があって、潮が引くと歩いて向かえる。
願いが叶って、現実の光景を見ることができた。
私のデジタル一眼の中身は真鶴の写真がいっぱい。
旅館のお姉さんに、ここに住みたいと言うと、喜んでくれた。

陽気に歌うあの人とよく冷えたビール

少年は真夜中の三時に目覚めてしまった。
夏休みに入って10日ほど過ぎた頃のことだった。
暑くて寝苦しくて目が覚めてしまったのだ。
せんぷうきは部屋の空気をかき混ぜているだけで、全く涼しくない。

寝れないし、お腹も減ったので、少年はカレーを作り始めた。
冷蔵庫を開いて食材を確認し、肉と野菜のしたくを整え、調理を始めた。
夜明け前には、台所からは、芳ばしいカレーの香りがしていた。

ぽかぽかした休日の夜は想い出に浸る
今日この頃、お腹周りの脂肪を増やさない様にと思い腹筋をしている。
自分の子供を自分の足元にしがみつかせて数を声を出し数えながら腹筋をしたら、子供との遊びにもなるし、娘も数字を心覚えるし、自らのみにくいぜい肉も落ちるし、一粒で二度おいしいことだと考えていたけれど、始めは、しっかりしがみつきながら笑っていた娘もすぐにあきて動いてやらなくなってしまった。

じめじめした大安の晩は窓から

子とのコミュニケーションをすると、子供は非常になついてくれる。
生後、1年までは、会社の仕事がすごく忙しく、コミュニケーションをとることが少なかったため、珍しくふれあっても慣れてくれなかった。
父でありながらとつらい思いだったが、会社の仕事がめまぐるしいからとあきらめずに、しきりに、休みの日にお散歩に連れ歩くようにした、抱きしめても、お風呂でも泣かなくなった。
ここ最近、朝、車に行く時、自分が行くことが寂しくて泣いてくれるのが嬉しい。

余裕で大声を出す姉妹とわたし
この一眼レフは、実は、砂浜で拾ってしまった。
当日、8月の中ごろで、中ごろで、当然暑い日だった。
ミュージアムの前で、大好きな彼女と言い合いになって、今日は一緒にいたくないと告げられた。
それで深夜、家からこの海まで二輪でやってきて、砂浜を歩いていた。
そこで、少し砂に埋もれたこの一眼に出会った。
拾って、好奇心でさまざまな様子を一枚撮影してみた。
一眼レフの持ち主より、上手にとれているかもしれない。
恋人の笑顔撮りたいなー、とか、思った以上にピント調節ってめんどくさいなー、とか独り言を言っていた。
連絡して、どうにかして会ってくれるなら、恋人に僕が悪かったと謝るつもりだ。
仲直りしたらこの一眼、交番に届けるつもりだ。

雲の無い日曜の夜明けは食事を

防波堤の近くに自分たちは、家があり暮らしているので、高潮を両親が不安に思っている。
特に震災後は、海からどれくらい離れているのかとか小高い位置は付近にあるのかとか話す。
妻と俺も恐れているだけど、しかし、単純に金額的にいける賃貸も見つかるわけではない。
だけれども、しかし、現実に津波がくるとなってしまった場合にのがれるルートを決めておかないとと考える、だけど、しかし、海近くしか近くに道路がないので、あらためて想像したら怖いということがよくわかった。

勢いで大声を出すあの人と紅葉の山
元々お肉をそこまで食べられないので、食べるものはどうしても魚がメインになってくる。
なので、例年の、土用の丑の日は、結構行事だ。
江戸のあたりでうなぎを開く場合、背開きという習わしがある。
なんでかと言うと、昔から武士の町なので、腹開きだと切腹に由来してしまい、タブーなため。
もう一方で、西で開くウナギには、腹開きである事が習慣。
というのは、関西は商人文化の所なのでお互いに腹を割りましょうと言う意味につながるから。
他にも、自腹を切るの言い方にも通じるので、シチュエーションによってはタブーな時も。
というのは、関西は商人文化の所なのでお互いに腹を割りましょうと言う意味につながるから。
他にも、自腹を切るの言い方にも通じるので、シチュエーションによってはタブーな時も。
こちらのお話は、バスガイドの正社員で働いていた時に、紹介として、ツアー客に言っていた内容です。
都内から乗り込みして、静岡の三島のうなぎを食べに行こうという目的。

笑顔で体操する君と穴のあいた靴下

今日の体育はポートボールだった。
少年は、ポートボールが苦手なので、不機嫌そうに体操着に着替えていた。
おそらく今日は、球技の得意なケンイチ君の活躍が目だつはずだ。
きっと今日は、運動神経バツグンのケンイチ君が活躍して女の子たちにキャーキャー言われるのだろう。
そうなると、少年の愛しいフーコちゃんは、ケンイチ君のすごい所を見ることになるのだろう。
少年はフーコちゃんをチラチラ見ながら、運動場へ向かった。
でもフーコちゃんは、ケンイチ君ではなく、少年のことを何度も見てたことを、少年は気付かなかった。

涼しい日曜の朝にお酒を
なにかしら贈り物を決めなくてはと思っている。
記念日がすぐで、家内に良い贈り物したいとは言ってもすごくいいおくりものが決まらない。
妻になんか手に入れたいものがあれば、話は早いが、たいして、物を欲しがる気持ちがないので、喜びそうなものが見当たらない。
けれども、妻に気づかれない様に嬉しがりそうなものを見つけて驚かせて喜ばせたい。

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